ロブロックスに保護者の許可は必要?同意の仕組みをわかりやすく解説

結論から言うと、ロブロックスの利用規約が保護者の同意を求めている相手は、13歳未満のこどもではありません。未成年のすべてです。
日本では成年年齢が18歳なので、17歳まではぜんぶ「未成年者」にあたります。中学生も高校生も、同じ扱いです。
そして、その同意を実際に形にするのが「保護者権限つきロブロックスアカウント」。保護者の方がご自分のアカウントを作って、お子さんのアカウントと紐づける仕組みです。
この記事では、規約が求めていることと、紐づけの手順、紐づけたあとに設定できる項目をまとめました。内容はすべて、ロブロックス公式の利用規約とヘルプセンター(日本語版)で2026年9月20日に確認したものです。
規約が同意を求めているのは、未成年のすべてです
日本語版の利用規約(発効日 2026年5月19日)を通しで読みました。区切りとして書かれているのは、13歳ではありません。
規約が使っている言葉は「法定成人年齢に達していない場合」。その人を「未成年者」と呼び、使わせる前に保護者が規約に同意するよう求めています。
日本の成年年齢は18歳です。(民法の改正で20歳から18歳に引き下げられ、2022年4月1日から施行。)
つまり日本では、17歳までのお子さんはすべて対象。「13歳になったから、もう保護者は関係ない」という区切りは、規約のどこにもありません。
同意にはもうひとつ意味があります。使わせることに同意した時点で、保護者も規約の対象になるという書き方です。
規約は、ロバックスの購入をふくめ、お子さんの行動すべてに保護者が責任を負うとしています。
アカウントを作るときに必要なものは?
| 求められるもの | 中身 |
|---|---|
| ユーザーネーム | ロブロックスで使う名前 |
| 生年月日 | ここで入れた日付が、遊べるゲームとチャットの範囲を決めます |
| 認証する方法 | パスワードなど。開く機能によっては、認証ずみのメールアドレス、認証ずみの電話番号、政府発行の写真付き本人確認書類を求められます |
3つのうち、いちばん気をつけたいのは真ん中です。
ロブロックスは登録された日付をもとに、見られるゲームとチャットの範囲を最初に決めます。実年齢より上で登録すると、本来は開かないはずの機能が開いてしまいます。
お子さんの画面がいまどの設定になっているかは、アカウントの[設定]から確かめられます。
同意を形にするのが「保護者権限つきアカウント」
保護者権限は、保護者の方がご自分のロブロックスアカウントに追加するものです。お子さんのアカウントの中にある設定ではありません。
公式は、18歳未満のお子さんの保護者であれば、ほとんどの地域で追加できると書いています。
有効にする条件は2つ。年齢認証を完了していることと、18歳以上であることです。
ご自分のアバターで遊んだり、お子さんと一緒に遊んだりすることもできます。保護者用に新しく作っても、いま使っているアカウントに追加してもかまいません。
- 生年月日の入力
- 年齢の確認(顔年齢推定・政府発行の本人確認書類・クレジットカードのいずれか)
- お子さんのロブロックスアカウントへの紐づけ
公式は、アカウントを共有しないようすすめています。アクセスできる人なら誰でも、紐づけたお子さんのアカウントもふくめて設定を変えられてしまうからです。
ロブロックスのアカウントは無料で作れます。ひとりのお子さんに、複数の保護者アカウントを紐づけることもできます。
ご夫婦で1つずつ持つ形にできます。
お子さんのアカウントと紐づける手順は?
メールから進む場合の手順は、次のとおりです。
- メールの中から、[アカウントを作成]または[既存のアカウントを使用する]を選びます
- 画面の案内にしたがって、政府発行の本人確認書類かクレジットカードで年齢を確認します
- 確認が終わるとページが自動で読み込み直されるので、[同意する]を選びます
ひとつ注意があります。すでにお持ちのアカウントを使う場合、そのアカウントのメールアドレスと、届いたメールのアドレスが一致している必要があります。
途中で閉じてしまっても大丈夫です。メールの[既存のアカウントを使用する]から、同じ場所にもう一度入れます。
メールが見あたらないときは、お子さんのアカウントの[設定]からも紐づけを始められます。
年齢の確認に使えるのは3つです
| 方法 | 使うもの | 条件 |
|---|---|---|
| 顔年齢推定 | スマホやパソコンのカメラ | 書類はいりません |
| 本人確認書類の認証 | 運転免許証、パスポート、在留カードなど、政府機関が発行した写真付きのもの | 13歳以上の方が使えます |
| クレジットカード | ご自分名義のカード | 保護者権限つきアカウントを作るときに選べます |
書類で確認する場合は、アカウントの[設定]から[アカウント情報]タブへ進みます。生年月日と年齢層の下にある[本人確認書類で続ける]を押すと始まります。
書類をスキャンしたあと、顔写真の撮影を求められます。書類の顔写真と同じ人かどうかを確かめるためのもので、結果が出るまで数分かかります。
紐づけたあと、保護者は何を設定できる?
お子さんのアカウントに毎回ログインし直す必要はありません。ロブロックスのサイトからでも、iPhone・Androidのアプリからでも開けます。
| できること | 中身 |
|---|---|
| コンテンツ成熟度 | 遊べるゲームの範囲を、スライドバーで選びます |
| 許可したゲーム・ブロックしたゲーム | ゲームを1本ずつ指定して、開けるようにも開けないようにもできます |
| スクリーン時間 | 1日に遊べる時間の上限を決めます |
| チャット設定 | やりとりできる相手を絞ります |
| 課金 | 毎月の支出制限額を決め、課金のお知らせをメールで受け取ります |
| 友達 | 友達の一覧を確認し、相手をブロックしたり通報したりできます |
利用のようすも見えます。1日ごとのスクリーン時間と、ロブロックス上の友達が確認できます。
ひとつだけ、設定では開けないものがあります。R指定のゲームです。
こちらは年齢確認ずみの18歳以上の方しか開けません。
ペアレンタルコントロール公式サイト年齢設定・利用時間・課金の制限
「保護者の同意を求めるメール」が届いたら?
このメールは、アカウントを作るときのものではありません。使っているとちゅうで、許可の要る場面になったときに届きます。
よくあるのが、ゲームを開く許可です。ロブロックスキッズとロブロックスセレクトのアカウントは、年齢に合ったゲームだけが最初から並んでいます。
そこに無いゲームをお子さんが遊びたいとき、保護者にリクエストが届きます。
- 届いたメールの[設定を表示]を押して、[許可]か[許可しない]を選ぶ
- [設定]の中の[保留中のリクエスト]を開いて、その場で選ぶ
許可したゲームは、あとから一覧で確認できます。気が変わったら取り消すこともできます。
答えるには保護者権限を持つアカウントが必要です。まだ紐づけていない場合は、先に紐づけを済ませてください。
コンテンツ成熟度を決める前に、数を見ておきましょう
スライドバーをどこに置くか迷ったときのために、実際の数を出しました。
metanew に載っているロブロックスのゲームのうち、ロブロックス公式から年齢の目安を取得できた15,510本を、2026年9月20日に数えた結果です。
| 目安 | 本数 | 割合 |
|---|---|---|
| minimal(ごく軽い) | 10,056本 | 64.8% |
| mild(軽い) | 4,174本 | 26.9% |
| moderate(中程度) | 1,007本 | 6.5% |
| restricted(R指定) | 14本 | 0.1% |
| 目安なし | 259本 | 1.7% |
スライドバーをいちばん低いところに置いても、1万本が残ります。遊ぶゲームに困る数ではありません。
ひとつ、表だけでは見えないことがあります。同じ15,510本を別の角度から数えると、最低年齢が16歳に設定されたゲームが2,294本ありました。
そのうち1,658本は、目安がいちばん軽い区分です。目安の言葉と最低年齢は、別々に付いています。
だから、区分の名前だけで決めずに、お子さんが実際に遊んでいるゲームを一覧で見るほうが確かです。保護者コントロールでは、遊んだ上位のゲームを表示して、その場でブロックできます。
13歳になったら同意は終わり?
13歳で変わるのは、規約の適用ではなく、アカウントでできることのほうです。
ロブロックスは年齢が節目に達すると、保護者とお子さん(紐づけている場合)にメッセージを送ります。どの設定が変わるかを、変わる前に知らせる仕組みです。
管理は、保護者からお子さん自身へ段階的に移っていきます。いきなり全部が外れるのではありません。
5〜8歳のロブロックスキッズでは、通信機能が最初からすべて切られています。チャットを使うには保護者の承認が要ります。
年齢ごとの区切りは、別の記事にまとめました。
ロブロックスは何歳から?2026年に変わった年齢の区切りを解説
まとめ
ロブロックスの規約が保護者の同意を求めているのは、13歳未満ではなく未成年のすべてです。日本では17歳までが当てはまります。
同意を実際に与えるには、保護者の方が保護者権限つきアカウントを作り、お子さんのアカウントと紐づけます。年齢の確認は、カメラ・本人確認書類・クレジットカードのどれかで行います。
紐づけが終われば、遊ぶ時間・話す相手・使えるお金を、保護者の方の端末からまとめて決められます。
- お子さんのアカウントの生年月日が、実年齢どおりかの確認
- 保護者の方のアカウントへの保護者権限の追加と、お子さんのアカウントとの紐づけ
- 家のルールに合わせた、スクリーン時間と毎月の支出制限額の設定
よくある質問
ロブロックスを始めるのに、保護者の同意は必要ですか?
必要です。利用規約は、日本では17歳までにあたる未成年者について、使う前に親または法的保護者が規約を読んで同意するよう求めています。
アカウントを作るだけなら、保護者のアカウントも要りますか?
アカウントの作成そのものに求められるのは、ユーザーネーム・生年月日・認証する方法の3つです。保護者権限つきアカウントが要るのは、お子さんに同意を与えるときと、保護者コントロールを設定するときです。
保護者が18歳未満だと紐づけできませんか?
できません。保護者権限を有効にするには、年齢認証を完了していることと、18歳以上であることの両方が条件です。
保護者のアカウントは、きょうだいで1つにまとめてもいいですか?
ひとりのお子さんに複数の保護者アカウントを紐づけられるので、まとめる必要はありません。アクセスできる人なら誰でも紐づけたお子さんの設定まで変えられてしまうため、ロブロックスも共有をすすめていません。
紐づけを解除するとどうなりますか?
お子さんの行動を許可したり止めたりする権限と、プライバシー設定・スクリーン時間・課金限度額の設定ができなくなります。解除は、[設定]から[保護者コントロール]へ進み、お子さんを選んで右上の鉛筆のアイコンから行います。
13歳未満でも、一覧に無いゲームを遊ばせられますか?
できます。お子さんがリクエストすると保護者にメールが届くので、[許可]を選んでください(R指定のゲームだけは、年齢確認ずみの18歳以上の方しか開けません)。
