カマラ・ハリス氏、2024年アメリカ大統領選に向けてフォートナイトのカスタムマップを公開
米大統領候補のカマラ・ハリス氏が、若年層への支持獲得を目指す新たな選挙キャンペーンの一環として、独自のフォートナイト(Fortnite)カスタムマップを公開しました。
squad up, go vote
🇺🇸: 7331-5536-6547 pic.twitter.com/DIKdV6QL4b— Official Team Kamala (@TeamKamala) October 28, 2024
2024年米大統領選まで残り1週間となるなか、このユニークな試みが注目を集めています。
「Freedom Town, USA」で政策を視覚化
「Freedom Town, USA(フリーダムタウンUSA)」と名付けられたこのカスタムマップでは、ハリス氏が掲げる政策公約が仮想空間で体験できるように設計されています。中小企業向けの税制優遇や、手の届く価格帯の住宅供給など、具体的な政策案がゲーム内で表現されています。
複数のマップで展開される政治キャンペーン
- Drive City
- Super Box PVP
- Meme Boxfights
- Football Boxfights
- Troll Bed Wars
- Bullseye 1v1
- Bullseye 2v2
- Bullseye 3v3
「自由のために戦おう(Fight for Freedom)」をスローガンに掲げる「Freedom Town」に加え、上記8つのフォートナイトクリエイティブマップでも政治的なコンテンツが展開されています。
ユニークな演出とクリエイターとのコラボレーション
マップ内には政治的なサイネージや特別なモデル、テーマに沿った音声キューが配置されています。
特筆すべきは、猫を収集した際にトリガーされる、対立候補のドナルド・トランプ前大統領による「彼らは犬を食べ、猫を食べている」という有名な発言の引用です。
プレイヤーは、フォートナイトクリエイティブで「733155366547」のコードを入力することでアクセス可能。
さらに、Jordan "Huskerss" Thomas氏、MODELMORG氏、Himalyahs氏、Khairi "Kdot" Harris氏といった著名なフォートナイトコンテンツクリエイターによる配信も予定されています。
デジタル世代へのアプローチを強化
民主党は若年層の支持獲得に向けて、多面的なアプローチを展開しています。
「Geeks and Nerds for Harris」と題した資金調達イベントの開催や、副大統領候補のティム・ウォルツ氏がアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員とともに「Madden NFL 25」や「Crazy Taxi」をプレイする配信を行うなど、デジタル世代に向けた積極的な取り組みを進めています。
このような革新的なキャンペーン手法は、従来の政治活動の枠を超え、若い有権者との新たなつながりを模索する試みとして注目されています。
出典: US Presidential candidate Kamala Harris unveils custom Fortnite map ahead of US 2024 Elections